運動後もカロリーは消費されていく
運動後過剰酸素消費(略してEPOC)は
運動後に起こる「再燃焼」
のことを指します。
からだは、運動後に元の状態へゆっくりと
戻っていきますが、その一方でエネルギー
消費は安静時より増加した状態が続きます。
それは運動前の安静時より、
運動後の安静時のほうが、酸素消費量が
増加しているからです。
運動後はからだを回復させるのに
必要なエネルギーを生産するため、
運動前の安静時より酸素の利用が
高くなるといわれています。
中強度の運動後では1時間~2時間程度
この状態が続くようです。
このことから
体重を減らしたい方は、運動中だけでなく
その後をどのように過ごすかを考える
ことも重要です。
運動後も消費しやすくする為には
行なう時間を一日の中で早めるという
のがおすすめです。
朝一番でやる必要はありませんが、
夜に行うより、明るいうちに済ませておいた
ほうがよいでしょう。
それは、「運動後の活動時間が長いほうが
効果が大きい」からです。
すべての方が夕方までに体を動かせる
環境ではありませんが、
就寝までの時間はすこしでも長いほうが
よいということです。
また、先ほども申し上げましたが
運動強度でも効果は変わってきますので、
中強度以上で少し長めの尺がとれると
効果が大きくなるということです。
皆さん、
「運動後のカロリー消費量」も
意識してみてください。
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