ウイルスの増殖を防ぐ免疫細胞

ウイルスの増殖を防ぐ免疫細胞

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ウイルスは、細胞を通じてしか増殖

できないことから、

いかに体内の免疫細胞の働きで、増殖する前に

ウイルスを排除できるかの戦いとなります。

 

そこで、体内で最初に活躍をするのが

血中に存在する「好中球」を中心とする

白血球です。

白血球は身体に侵入したウイルスなどの

異物を排除するのが主な仕事で、好中球は

白血球の半数以上を占めています。

 

この「好中球」を増やす為には、

持久系(中等度)の運動がよいとされています。

 

好中球が活性化することで、

ウイルスを不活性化する抗体を増やし、

免疫力が高まります。

さらに不活性化させるだけでなく、

感染した一般細胞を殺していく必要も

あります。

 

そこで中心になるのが、リンパ管に存在する

B細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、

メモリー細胞です。

ただしこれらの細胞は、ウイルスが侵入

してから攻撃までに時間が掛かります。

そんなとき頼りになるのが、

ナチュラルキラー細胞です。

ウイルスが体内に侵入して感染した異常な

細胞を発見すると、すぐに攻撃できる細胞です。

この細胞は「笑う」ことで増えると言われて

いますが、「筋力トレーニング」では約6倍

増えるというデータもあります。

これは、筋力トレーニングが感染した細胞の

増殖を止めるうえで、かなり有効と考えられます。

また、緑黄色野菜などに含まれる

「フラボノイド」も効果的とされています。

 

逆に免疫力をおとさない為に、

〈糖質制限や過度なダイエット〉は

やめておきましょう。

これは激しい運動を行った時のように

免疫力が低下してしまいます。

さらに、〈慢性疾患〉がある方は普段から

免疫力が浪費されてしまい、ウイルスによる

免疫力が低下するリスクもあります。

 

まずは、自然免疫が十分に働けるように

(運動、栄養、睡眠)をバランスよく

心がけていきましょう。

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