普段から運動習慣のある方は、

たいてい決まった時間帯に行っているのではないでしょうか？

出勤前、勤務後、休日など様々なタイミングが

あると思います。

朝方、もしくは夕方に同じ時間と強度の

運動を行った場合、脂肪燃焼効果は夕方のほうが

高い可能性があるという結果が出ております。

一方で、1日を通し脂質代謝に及ぼす影響は、

朝食前の運動のほうが高いということも報告され

ているようです。

このように運動のタイミングにより代謝応答が

異なるという結果になりますが、どちらでも効果は

期待できますので個々に合った、参加しやすい

タイミングを見つけるのが一番よいと思います。

また、レジスタンス運動（筋力トレーニング）に

よる筋力や筋肥大の効果は、どうなのでしょうか？

実際のところ、朝方と夕方の運動するタイミングに

かかわらず、筋力の向上や筋肥大は同様に確認され

ているようです。

本来は、朝方から昼にかけて体温が高まる為、

午後にレジスタンス運動を行うほうがパフォー

マンスが上がりやすくなります。

ただし、すべての方に当てはまるわけではなく、

普段からトレーニングを行っている時間帯が

一番ピークになるように体が適応していきます

ので、ある程度決まった時間帯で行うのがよい

ということになります。

これらを踏まえると、習慣的に一定の時間帯で

トレーニングを行うことで、その時間帯に効果が

でやすい体に適応していく可能性が高くなります。

ある時間帯の運動を習慣化することで、ホルモンの

分泌量や推移が変化すると推測されます。

その為、どのタイミングで運動するのがベストかは

人それぞれで、普段の生活習慣のなかである程度

決まった時間帯で行うことが一番パフォーマンスを

発揮しやすくなるということです。

そして、どの時間帯でも効果がでることには

間違いありません。

効果をだす為には、なによりも継続することが

一番です。

それには、自分の生活リズムの中で長期的に継続

できそうなタイミングを見つけ参加していくことを

おすすめいたします。