最近話題の「グルテンフリー」
最近よく耳にする「グルテンフリー」とは?
小麦をはじめとした、穀物のタンパク質の
主成分である、グルテンを一定レベルで
摂取しない食生活のことです。
特に話題となったのは、テニスプレイヤーの
(ジョコビッチ選手)が体質に合わないとして
グルテンフリーの食事にしたことで、
「体の調子がよくなった」と著書を出版しました。
これにより、グルテンに対して世間から注目を
浴びるようになりましたが、体に悪いから
「摂るのはやめよう」という意見が多くなり
一気に、悪者扱いされるようになりました。
確かに、わざわざ摂る必要はないと思いますが
これを避けて食事をするとなれば
かなり制限が出てきてしまう為、
献立を考えるのが困難になるでしょう!
<ただし、グルテンを含む食品を避けなければ
いけない体質の方もいらっしゃいます>
①小麦アレルギー
小麦を摂取すると、
アレルギーの症状が出てしまう方。
(じんましん、かゆみ、腹痛、下痢)など。
②セリアック病
グルテンに対する遺伝性の不耐症の方。
(腸の粘膜に炎症がおきて体調を
崩してしまう)
欧米人に多く、日本人は比較的少ない。
③グルテン過敏症
小麦アレルギーでも、セリアック病でもなく
グルテンに対して過敏に反応してしまい
結果、体調が悪くなってしまう方。
「この方は診断が難しいと言われています」。
すぐに症状が出ない為、分かりずらいと
されていますが、3週間~4週間ほど
グルテン摂取を控えてみて、それにより
体調がよくなれば、グルテン過敏症の可能性
があるかもしれません。
なぜ、今になってここまで話題になったか?
おそらく品種改良により、グルテンを多く
使うようになったからではないでしょうか?
昔から日本人も、小麦をはじめとする
グルテンは摂取してきましたので、そこまで
過剰になる必要はないと思っています。
自分に合うかどうかを試してみてから
判断すればよいでしょう!
グルテンに限らず、人それぞれ合う物
合わない物がありますので、問題がなければ
無理に避ける必要はないと思っています。
前の記事へ
次の記事へ