「糖質スローオン」とは

糖質自体の制限をすることなく、糖質を

ゆっくり消化吸収させて、血糖値の急上昇

を防ぎ、インスリンの過剰分泌を防ぐという

ものです。

血糖値は食後に上昇し、２～３時間以内で

前の値に戻っていきます。

指針として、食後２時間の血糖値が

１４０ｍｇ／ｄＬを上回る場合を糖尿病の

「境界型」と定義されています。

＜血糖値の上がりやすい物＝ハイカロリーな

食べ物＞ ではありません。

血糖値が上がりやすいのは、すぐエネルギー

になる、ごはん、パン、めん類、果物、砂糖

などの炭水化物です。

体を動かす時など場合によっては、優先して

摂らなければいけない状況もありますが、

一般的には主食を選択する時、精製された

（白米や白い小麦粉）より、（玄米や全粒粉

を使ったパン）などがおすすめです。

とは言っても、毎日こればかりだと長続き

しませんので、１日１回変えてみたり、

１日置きに取り入れるなど、工夫をしながら

慣らして行く事です。

また糖質を摂る際に、食物繊維が一緒に

入っている物を選んだり、食事の始めに野菜

などを先に食べる習慣をつけておくとよいです。

健康診断で引っかかってしまった方でも

ちょっとした意識改革で改善が可能です。