糖尿病における「腎臓病」のリスク
高齢になるにつれ「糖尿病患者」は
「神経障害、腎症、網膜症」の三大合併症を
併発している方が多くなっています。
その中で、「慢性腎臓病」から≪透析治療≫を
開始する方も増えているようですが、
透析治療導入の原因第一位は「糖尿病性腎症」
となっています。
ここまで来てしまうと、生活がかなり苦しく
なってしまいます。
この透析治療に生活の一部をささげなければ
いけませんので、今までの暮らしはほとんど
出来なくなると考えたほうがよいでしょう。
さらに「腎臓」が悪くなると、
「心臓」が悪くなったり、その逆もありえます。
これを「心腎連関」。
「糖尿病患者」や「肥満症」の人が
「短鎖脂肪酸」を食前に摂取することで、
食後の血糖値の上昇が緩やかになるという事が
分かっていますが、食事から得るのは容易では
ありません。
ほとんどが腸内細菌によって食物繊維などを
発酵する事により生産されています。
その為、腸内環境を整えることがとても大切
になる訳ですが、高脂肪食を多く摂取する
習慣が改善されないままだと、腸内環境悪化
により、リスクが高くなる一方です。
時間は掛かりますが、
「運動習慣と食生活」の見直しが
≪絶対≫に必要となります。
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