近年では、私たちの日常生活で欠かせない道具の

一つとなったスマートホンやタブレットですが、

毎日長時間にわたり操作することが増え、

頸や肩周りの緊張が続いてしまいます。

頭部は４～５キログラムの重量があり、

頭部の位置が前後左右に長時間固定されることで

そこから下の姿勢にまで影響を与えてしまいます。

今回のコロナ禍により、これからは、より画面と

向き合う時間が増えてくることで、

確実にからだにも影響がでてくると考えられます。

運動不足により肥満体質になるだけでなく、

筋肉の緊張から肩こりや体調の異変まで

おこる可能性もあります。

こうした不良姿勢が続いた状態で、

日常生活やエクササイズなどを続けていくと、

緊張がさらに強まってしまい、どんどん悪い

方向へと進んで行ってしまいます。

そうならない為には、毎日、頭を正しい位置に

戻しリセットする時間を設けたり、肩甲骨を動かし

肩周りの筋肉を緩めてあげることで、

多少の緊張がほぐれることになります。

ただ、それだけでは完全とはいえませんので、

下半身も連動させるエクササイズも

取り入れる必要があります。

バリエーションはさまざまありますが、

個々に合った種目を選ばなければなりませんので、

既往歴、運動歴、体力などを考慮して

プログラムを組み立てていく事になります。

普段からできる事として、

休憩時間にスマホをいじるのではなく

完全にリラックスをしながら、

目と頸回りの両方を休めてみるの

よいのではないでしょうか？

ぜひ、こころがけてみて下さい。