「糖化」は「老化」の始まり
私たちの血液にはブドウ糖が一定量存在し、
その糖が脳や筋肉などに取り込まれ
エネルギーに作り変わることで活動しています。
しかし、食事や糖尿病などの原因で
血液中に過剰に糖が存在した場合、
糖の一部は行き場をなくし、体内のたんぱく質に
くっついてしまいます。
それにより、たんぱく質が変性、劣化し
AGEs(酸化最終生成物)という名の
老化物質を生成する反応を起こします。
「これを糖化と呼びます。」
この老化物質AGEsは分解されにくく、
その蓄積により、肌や髪、骨など
全身の老化を促進させてしまいます。
不適切な生活習慣の繰り返しにより
AGEsを除去することができず、
体のトラブルから糖尿病をはじめ、
様々な病気のリスクにも関係していきます。
糖化を防ぐには?
完全に防ぐことは不可能かもしれませんが、
抗糖化を意識し生活していくことで
そのリスクを下げていくことはできます。
・食事を抜かない
・GI値の低い物を選ぶようにする
・食べる順番に気を付ける
・炭水化物を摂り過ぎない
・抗酸化物質を多く摂取する
・運動をする
代表的で、比較的だれでも実行しやすい項目を
上げてみましたが、すべて一気に変えるという
よりは、1つ2つくらいから改善していけると
よいでしょう!
健康診断などで測定されるのは、
空腹時血糖値の為、そこでは引っかからなくても
食後の血糖値が150~200を超えている場合は
要注意です。
常にお腹いっぱい食べていたり、甘いジュースを
頻繁に飲んでいる方は、年齢とともに蓄積して
いきますので早い段階で改善をおすすめします。
ただし、食事だけでは健康とはいえませんので
運動も取り入れていきましょう!
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