サルコペニアを予防・改善するための運動プログラム

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高齢者の健康づくりや介護予防として、

ウォーキングを中心とした有酸素運動が

推進されますが、

筋量や筋力の向上はあまり見込めません。

 

それは、(遅筋線維と速筋線維)

の違いにあるからです。

 

運動を行う際の強度と、その強度において

利用される筋線維のタイプがあり、

ウォーキングのような運動強度の低い運動では、

すべての筋線維が使われることはなく、

疲労しにくい遅筋線維が優先的に利用される

ことがわかります。

そしてジョギングのようにスピードが上がると、

速筋線維も利用されるようになります。

 

サルコペニアの場合、遅筋線維よりも

速筋線維の萎縮が優位になる為

その予防・改善を目的として運動を行う場合、

主に遅筋線維を利用するウォーキングのような

運動だけでは加齢に伴う速筋線維の萎縮の

抑制効果として十分ではないと考えられます。

ただし、ジョギングのような運動は循環器や

関節等の運動器に過度な負担が生じる可能性

があります。

 

そんな中、どなたでも安全に効果的な運動と

いたしまして、レジスタンストレーニング

(筋力トレーニング)がおすすめです。

 

その為、有酸素性運動に

レジスタンストレーニングを加える事が

サルコペニアの予防・改善には一番

効果的だと思っています。

 

「高齢者に筋力トレーニング?」 と疑問を

持つ方も多いと思いますが、必ずしも重りを

持って行うわけではありません。

体力や運動器に対する制限を確認した上で

行いますので、ご安心ください。

また椅子に座ったままでもトレーニングは

可能です!

 

〈身体は年齢に関係なく〉、気持ち一つで誰でも

変えることができます。

一度はあきらめてしまった方や、これから

始めようとお考えの方も

一緒に楽しくエクササイズを行いながら

健康寿命を延ばしていきませんか?

 

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