健康な肥満者への食事制限による

心血管代謝パラメーターへの影響を

まとめた報告では、

「血圧や中性脂肪」の改善は認められたよう

ですが、「空腹時血糖値とインスリン抵抗性」

の指標であるHOMAーIRは有意な改善が

認められていません。

これは、食事制限により体重が少し減少

したとしても「糖代謝」は変化していない

（改善していない）という事になります。

一方、代謝異常の肥満者では

体重減少後のインスリン抵抗性の改善が

大きかったとの事です。

これは、同じ条件の食事制限で体重が

減少した場合、代謝異常を抱えている

肥満者の方が、改善度が大きいという事に

なります。

この結果だけを見ると、健康な肥満者は

食事制限だけでは改善されないという事に

なってしまいますが、だからといって

「意味がないからやめよう」と考えるのは

とても危険です！

現在は健康の肥満者でも

のちに代謝異常を有するリスクはとても

高い状態ですので、十分注意が必要です。

どちらにしても肥満対策を早めにスタート

できるとよいのですが、きっかけがないと

なかなか動けないものです。

仮にスタートしたとしても、

継続できない方がほとんどです。

食事コントロールは

「習慣」にしなければ一生無理です。

それを実現するために

サポートするのがトレーナーであり

当店です！