高血圧改善のためにまずは運動を
高血圧は、脳卒中や心筋梗塞などにつながる
大きな要因であるため、
収縮期血圧130mmHg、拡張期血圧80mmHg未満
を目標値に治療をすすめています。
高血圧は生活習慣の中で
「最も発症率の高い疾患」といわれていますが、
高血圧の有病者のうち半分ほどしか治療を受けて
おらず、治療を受けている患者の中で目標値に
おさまっている人も、半分ほどしかいないとの
結果が出ております。
高血圧は自覚症状があまりないため、
健康診断などの結果により、初めて知るという方が
多いと思います。
そういった場合、まずは薬を処方され生活習慣を
見直すといった流れになることが多く、
なかなか「体を動かそう」とまではいかないように
感じます。
やはり薬を飲むだけでは根本的な解決とは
なりませんし、健康寿命を延ばすためには
《運動》が欠かせません。
運動することで、最終的に薬を飲まずとも適正な
数字で安定させることを目標に
取り組んでいただきたいと思っております。
国民の健康福祉や医療経済に大きな影響を与える
前に、少しずつ健康意識が高まっていくことを
期待しています。
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